【若松・BRメモリアル】白星スタート!赤岩、同水面21連勝だ

[ 2014年8月27日 05:30 ]

初日9Rを制し、若松水面19連勝を達成した赤岩

 偉業に挑戦するのは瓜生正義だけではない。若松のナイターSG「第60回ボートレースメモリアル」(モーターボート記念)は26日に開幕。昨年4月から当地18連勝中の赤岩善生(38=愛知)が初日9Rを逃げ切り、同一レース場連勝記録3位タイに浮上した。トップタイまで残り1勝と迫り、2日目連勝なら記録更新。機力も上昇カーブを描いているだけに、27日の2走も目の離せない存在だ。

 新記録樹立に、また一歩近づいた。昨年4月12日から若松水面で負けなしの赤岩が、初日9Rを逃げ切って当地19連勝を達成。スポニチ本紙評論家・中道善博氏と大賀広幸が持つ同一レース場での連勝記録に、あと1と迫った。「SGだから連勝を続けられると思っていなかった。勝てて良かった」と安どの表情。2日目3、7Rでも白星を飾れば、ついに単独トップに躍り出る。

 中道氏が「他の選手の連勝は全て地元。他地区で勝ち続けるのは凄い」と称賛する偉業。赤岩は「(記録更新は)無理でしょう」と笑ったが、舟足と枠番からは決して不可能ではない。3R2号艇、7R3号艇と2日目2走は共にスロー枠。仕上がりも「本体を整備して感触は良くなった。行き足から伸びはまずまず来ている。出足のつながりをもう少し良くしたい。あとはペラ調整」と確実に前進している。

 若松ボートレース場の所在地は、福岡県北九州市若松区赤岩町。自らの姓と同じ地名だ。縁のある水面で金字塔を打ち立てられるか注目が集まる。

 初日は連勝者が不在。辻と白井の2人が2連対スタートを切った。辻はパワーアップに手応え。白井は回り足には課題を残しているが、その他の舟足には納得している様子だ。また今村、魚谷、坪井、吉田、峰らも好感触を得ている。

 初日メーンの12Rドリーム戦は、瓜生が前付け田村からインを守って逃げ切り勝ち。6年連続SG制覇へ最高の滑り出しを決めた。

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2014年8月27日のニュース