【北九州記念】福島厩舎“禁”破るリリ&アンバル2頭出し

[ 2014年8月20日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=19日】ついに“禁”が破られる。これまでうまく使い分けられてきた福島厩舎の快速牝馬2頭、アイラブリリとアンバルブライベンがそろって北九州記念にスタンバイ。オサムは両馬の脚質を考えるとやり合う懸念なきにしもあらずと心配したが、火曜朝の福島師は“策ありき”の表情だった。

 「どっちもハナというワケにはいかないからね(笑い)。スタートはリリの方が速いが、アンバルは二の脚が抜群に速いから」

 “並び”はアンバル→リリ。リリは大外枠に泣いた前走の鞍馬S4着が収穫多き内容。3番手追走から懸命に食い下がった。いまなら控えるレースも可能という陣営の見解だ。この2頭、同じ5歳牝馬でともに小倉6F芝で3勝と実績までそっくり。ともに夏の大一番に向け、状態をうまく引き上げてきた。上位独占…。いや、願わくば1着同着。福島厩舎の快足2騎が激戦をさらに熱くする。

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2014年8月20日のニュース