【函館2歳S】アクティブミノル逃げ切り 2歳重賞一番乗り

[ 2014年7月20日 05:30 ]

函館2歳ステークスで逃げ切って勝った(12)アクティブミノル

 14年JRA2歳重賞第1弾「第46回函館2歳S」は19日、函館競馬場で行われた。4番人気アクティブミノルが快ピッチで飛ばして、逃げ切りV。先週12日に新馬を勝ったばかりの連闘で、実質8日間での重賞初Vとなった。

 騎乗停止中の松田から手綱を受けた藤岡康はこの日が函館初騎乗。「代役を果たせて良かった。松田さんから“乗りやすいので心配いらない”と聞いていた。スタートも決まったし、直線も物見する余裕。これならば距離は延びても大丈夫」と笑顔がはじけた。

 中京で勝利を見届けた北出師は、開業10年目で悲願の平地重賞初V。指揮官は「スタートセンスが抜群だね。(藤岡)康太も泡食ったと思う」と頬を緩めた。今後は放牧で秋に備える。「京王杯2歳S(11月8日、東京)あたりから、朝日杯FS(12月21日、阪神)を目標に。体形がムチッとしているので距離は課題になるが、まだ伸びる馬」。瞬く間に函館を駆け抜けた愛馬にG1の夢を託した。

 ◆アクティブミノル 父スタチューオブリバティ 母ピエナアマゾン(母の父アグネスタキオン)牡2歳 栗東・北出厩舎所属 馬主・吉岡實氏 生産者・北海道新ひだか町フジワラファーム 戦績2戦2勝。総獲得賞金3757万4000円。

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2014年7月20日のニュース