【日本ダービー】先行有利神話!ウインフルブルームが逃げ粘るか

[ 2014年5月28日 05:30 ]

坂路で調整するウインフルブルームは先行逃げ切りで頂点を目指す

 その他の穴馬ではウインフルブルームが侮れない。皐月賞は逃げ粘って3着。同レース3着馬は隔年で好走(10年エイシンフラッシュ1着、12年ディープブリランテ1着)しており、データからも十分狙える。今春の東京開催のG1ではNHKマイルC(ミッキーアイル)、ヴィクトリアM(ヴィルシーナ)と逃げ馬が勝っている。先行馬が粘ることの多い今の東京コースなら「2度あることは3度ある!?」。

 ダービー3勝目(02年タニノギムレット、04年キングカメハメハ)に挑む、松田国師が送り込むハギノハイブリッドも侮れない。前走の京都新聞杯が鮮やかな差し切り勝ち。同レースからのローテーションで、昨年はキズナが制覇している。「(過去に管理したダービー馬2頭とは違い)この馬は1走でも多く、追い切りも1本でも多くこなして、日々のトレーニングを強化して鍛え上げた」と師は言う。現役トレーナーで最もダービーの勝ち方を熟知しているからこそできる調整法。名伯楽は7123頭の頂点を見据えている。

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