【京王杯SC】破格時計で復活V!8歳スパーダが安田切符を獲得

[ 2014年5月18日 05:30 ]

クラレント(左)との競り合いを制したレッドスパーダ

 「第59回京王杯SC」は17日、東京競馬場で行われた。2番手を進んだ10番人気レッドスパーダが力強く抜け出し、昨年8月関屋記念以来の重賞3勝目。安田記念(6月8日、東京)の優先出走権を獲得した。

 8歳古豪スパーダが東京の絶好馬場で復活だ。残り1F手前で断然人気コパノリチャードを早々と抜き去ると、脚色は衰えずにゴール。1分19秒7はコースレコード(ミトラ=1分19秒6)に0秒1差の破格の好時計。

 北村宏は「頑張ってくれましたね。悪い馬場(高松宮記念17着=不良)で走った後なので一番いい時と比べるとどうかなと思っていたが、坂下も手応え十分。関屋記念を勝たせてもらった馬でうれしい」と笑顔。一方、藤沢和師は「前走は馬場が悪くて走れなかったが、きょうはコパノを追いかけるような感じで競馬っぷりが良かった。8歳だけど、まだまだ元気。安田記念に行きます」と悲願のG1制覇を見据えた。

 ◇レッドスパーダ 父タイキシャトル 母バービキャット(母の父ストームキャット)牡8歳 美浦・藤沢和厩舎所属 馬主・東京ホースレーシング 生産者・北海道日高町下河辺牧場 戦績26戦7勝 総獲得賞金3億3978万3000円。

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2014年5月18日のニュース