【桜花賞】死角なしの大本命!クロフネでサプライズなし

[ 2013年4月2日 06:00 ]

 牝馬クラシック第1弾は桜花賞。過去10年の結果から勝ち馬を探る。

 (1)芝実績 優勝馬10頭は全て、芝で2勝以上の実績あり。芝で勝ち星がない場合、3着以内はゼロ。芝1勝では03年シーイズトウショウ、04年アズマサンダースの2着が最高。チューリップ賞2着ウインプリメーラ、3着アユサンは、共に芝で1勝止まり。早くも消える。

 (2)マイル実績 桜花賞1~3着の30頭中、29頭がマイル以上のオープン(重賞含む)で1~3着以内があった。この条件を満たせずに、3着以内に入ったのは05年3着デアリングハートだけ。フィリーズレビューを制したメイショウマンボだが、500万のこぶし賞(京都1600メートル)勝ちはあっても、マイル以上のオープン好走がなく、ここで脱落となった。

 (3)前走 近走好走馬が活躍するのが桜花賞。優勝馬10頭中、9頭が前走1~3着。例外はチューリップ賞4着から挑んだ昨年の優勝馬ジェンティルドンナだけ。残る9頭中、エルフィンS1着から挑んだマルセリーナを除く8頭の前走は重賞で、重賞好走組が断然強い。3戦全勝のクラウンロゼは、連対例のないアネモネS組なのがネック…。2歳女王ローブティサージュもチューリップ賞で致命的な9着大敗。巻き返しは絶望的。

 (4)阪神実績 過去10年の関西馬21頭中、19頭に阪神芝で1~3着の実績がある。阪神初参戦だった関東馬の04年ダンスインザムード、06年キストゥヘヴンは直線に坂のある中山のフラワーCを勝っていて阪神未経験のハンデを補った形。阪神未経験の関西馬で連対したのは京都芝1800メートルの新馬1着→エルフィン1着で、本番2着の09年レッドディザイアだけ。今年はトーセンソレイユが全く同じ臨戦過程。頑張っても2着止まりか。

 結論 クロフネサプライズが全てのV条件をきれいにクリア。芝で3勝。阪神マイルの阪神JF2着、チューリップ賞1着のコース実績に加え、現在3戦連続連対の好調ぶり。死角なしの大本命だ!

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2013年4月2日のニュース