さよなら石橋守、飯田 武豊ら騎手仲間の胴上げで宙に舞う

[ 2013年2月25日 06:00 ]

騎手仲間から胴上げされる石橋守

 石橋守(46)、飯田祐史(38)両騎手が24日、阪神で騎手としての最後のレースを迎えた。

 7R・ルスナイスナイパーで臨んだ飯田は、直線で内から伸びて場内を沸かせ4着。飯田は「馬に乗れるのは騎手の特権。寂しいし、未練はある。それでも、次のステップへの区切りだから」。石橋守は12R・メイショウカルロが騎手人生28年のフィナーレ。06年皐月賞、ダービー(メイショウサムソン)を制した「メイショウ」の馬を懸命に追ったが14着だった。

 全レース終了後の引退式では「メイショウ」の松本好雄オーナーから花束が手渡され、武豊ら騎手仲間からの胴上げで2人とも5回、宙に舞った。石橋守は声を震わせ「今度は調教師としてウイナーズサークルで会えるよう頑張りたい」と涙であいさつした。石橋守はJRA通算9468戦473勝(うち重賞15勝)。飯田は5954戦380勝(同4勝)。

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