【中山記念】コース良~し、距離良~し、ファルコン良~し

[ 2013年2月20日 06:00 ]

 中山開幕週メーンの中山記念(24日)で巻き返しを狙うのがダイワファルコン。得意舞台の重賞に照準を合わせてきた。「有馬記念(10着)の後、多少の疲れもあって目標をここに決めた。AJC杯をパスし、間隔を空けての調整も、予定通りうまくいっている」と上原師。

 昨秋は福島記念を快勝し、初タイトルをゲット。勢いを持って臨んだグランプリは、好位から直線入り口で先頭に立つ勢いだったが、直線でズルズルと後退した。「先行した方が結果が出ているので、ああいう形の競馬に。相手も強かったが、結果的に2500メートルは少し長かったかな」と敗因を振り返った。

 中山は全7勝中5勝。うち3勝を中山記念と同じ芝1800メートルで挙げているコース巧者だ。「距離も含めてベストの舞台。レースぶりを見ても東京より中山の方が走りやすそう」と指揮官。「福島記念を勝った頃と雰囲気や状態は変わらない。いい感じで調整できている」と仕上がりに不安はない。

 昨秋のオールカマーではナカヤマナイトに1馬身半及ばず2着。有馬でも先着を許した(ナイト7着)だけに、師は「また戦うことになったから、今度は頑張らないと」。同じ中山巧者のライバルを意識していた。

続きを表示

2013年2月20日のニュース