【AR共和国杯】ステイ産駒はお手のもの

[ 2012年10月31日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=30日】池江厩舎のオーシャンブルーは岡崎の思い入れが強い1頭だ。3連勝した昨夏には“菊花賞で同厩舎のオルフェーヴルのライバルになるのでは?”と思ったほど、素質にほれ込んでいる。それだけに4歳秋のアルゼンチン共和国杯が重賞初挑戦というのは、ちょっと遅すぎた印象。池江厩舎を訪れると、担当の山下助手も同じ感想を口にした。

 「予定より時間は掛かったけれど、ようやくここまでのし上がってきた。今はレースでも折り合うし、気性の成長が大きいね」

 山下助手はG1・3勝のドリームジャーニーを手掛けた。共通点は?

 「やっぱり気性はきついよ。でも、ジャーニーがステイの子供を育てるノウハウを教えてくれた。レースぶりも似てるやろ。しまいは絶対に伸びて来るから見といてな」

 口調はどんどん熱を帯びる。遅れてきた逸材がどんな走りを見せるか、期待は膨らむばかりだ。

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2012年10月31日のニュース