【中山5R新馬戦】アポロキングダム産駒のアリーナがV

[ 2011年9月24日 13:10 ]

 24日の中山5R「メイクデビュー中山」(芝1200メートル・良)は、5番人気のアポロアリーナ(牝2=柴崎、父アポロキングダム、母ベルビオラ)が、直線抜け出して優勝した。勝ち時計は1分10秒2。

 スタートは、新馬戦らしくかなりバラついた。好スタートのアポロアリーナがまず出をうかがうが、内から1番人気のツクバヴァンクールがダッシュを利かせてこれに取り付いていった。結局アリーナはスッと下げ、ヴァンクールがハナ。ホーホタル、フラワーリングなどが少し空いた3、4番手を追走し、コスモマチェドニアは中団内を進んで馬群は縦長に。

 4コーナーを、ヴァンクール、アリーナ、クリノダイキンボシ、ホーホタルの順に回って、直線を向くと徐々にヴァンクールのリードは無くなっていった。アリーナが抜群の手応えで坂を駆け上がると、この外を通ったダイキンボシもヴァンクールを交わして単独2番手へ。先に抜け出したアリーナがこのままゴール板を駆け抜けV。ヴァンクールは、最後ゴール直前でドラゴンネストの強襲に遭い、交わされて4着に沈んだ。
 
 アポロアリーナは、新種牡馬アポロキングダムの仔で、同産駒にとってこれがJRA初勝利となった。

 2馬身差の2着にクリノダイキンボシ、そこから1馬身3/4差の3着にドラゴンネストが入った。

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2011年9月24日のニュース