【新潟５Ｒ新馬戦】１０番人気リリーフ大外強襲Ｖ！

　１３日の新潟５Ｒ「メイクデビュー新潟」（芝１６００メートル・良）は、１０番人気の伏兵アドマイヤリリーフ（牡２＝上原、父フジキセキ、母マイベストスター）が優勝した。勝ち時計は１分３７秒１。

　
　ややバラついたスタートから、ホクテンリステルがハナを奪う展開で幕を開けた。２番手にはイーグルストーン、アポロドーロス、パスパルトゥーなどが続く形で、トキノベストマッチは中団、フォルトファーレンは最後方を進んだ。

　直線に入って、ドーロスとパルトゥーの２頭がまず抜け出す構えを見せる。２列目からはエーシングランダム、ホッコーキンツル、トキノなどが横一線で前を見据えて各馬追い比べを開始。残り１５０メートルでパルトゥーがドーロスを下し先頭に立つが、グランダムも迫る。さらに、残り１００メートルからはエンジン点火したアドマイヤリリーフが大外を通って強襲を見せる。ゴール前は３頭横並びでのゴールとなったが、大きなストライドで１完歩ごとに差を詰めたリリーフが、最後鮮やかに差し切って快勝デビューを飾った。　
　
　クビ差の２着にエーシングランダム、そこからクビ差の３着にパスパルトゥーが入線した。