ヴィクトワールピサなど凱旋門賞トリオ検疫入り

[ 2011年8月4日 06:00 ]

馬運車を下りて国際検疫厩舎入りするヴィクトワールピサ

 仏G1凱旋門賞(10月2日、ロンシャン競馬場)に挑戦するヴィクトワールピサ(牡4=角居)が3日、函館競馬場から美浦トレセンに到着。検疫厩舎に入厩した。約13時間半の長旅だったが「馬は元気いっぱい。問題なく輸送できた」と滝川助手。今後のプランについては「検疫中は強い追い切りはしない予定。普段は坂路中心の調整だが、現地に坂路はないのでコース調教で慣らしていきたい」と説明した。

 また、ナカヤマフェスタ(牡5=二ノ宮)、ナカヤマナイト(牡3=同)も同時に検疫厩舎入り。ナイトは入厩前にWコースで末脚を伸ばした(5F70秒4、ラスト1F13秒5)。「時計も良かったし状態はいい」と騎乗した三浦助手。フェスタは北馬場で運動のみ。「気難しいので馬に合わせて調整。速い調教は向こうに着いてから」と二ノ宮師。3頭は1週間の輸出検疫後、10日に成田空港からフランスに向けて出国する。

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2011年8月4日のニュース