【東海S】アキュートG2初V!レコード1秒7更新

[ 2011年5月23日 06:00 ]

 22日京都ではダート重賞の東海Sが行われ、2番人気のワンダーアキュートが従来の記録を1秒7上回るレコードで完勝した。

 前走で失敗したスタートを決め、好位インへ。4角で前が開くとゴーサイン。逃げるランフォルセを残り200メートルで捉えると、余裕たっぷりに先頭でゴールを駆け抜けた。和田が満面の笑みで振り返る。「後入れの偶数枠が良かったね。折り合いがついたからタメが利いたし展開も理想的だった。力を付けているよ」

 1年半ぶりの重賞制覇は初のG2タイトル。目指すはもう1つ上のステージだ。次走は交流G1の帝王賞(6月29日、大井)を予定。佐藤正師は「きょうは道悪が良かっただけに、地方の力のいる馬場がどうかな。(苦手の)長距離輸送もあるしね」と控えめ。それでも充実著しい今なら、頂点まで突き抜けても不思議ではない。

 ◆ ワンダーアキュート 父カリズマティック 母ワンダーヘリテージ(母の父プレザントタップ)牡5歳 栗東・佐藤正厩舎所属 馬主・山本信行氏 生産者・北海道新ひだか町フクダファーム 戦績20戦9勝 総獲得賞金2億5863万2000円。

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2011年5月23日のニュース