【天皇賞・春】ビートブラック「欲しかった」1番

[ 2011年4月29日 06:00 ]

 午後2時から行われた枠順抽選。ビートブラックが1番に決まると、中村師は満面の笑みを浮かべていた。「1番が欲しかった。長距離戦に枠は関係ないように思えるけど、京都の3200メートルはスタートしてすぐに3角に入っていく。どんな競馬をするにしても内枠がいい。道中はじっとして最後だけ追う理想的な競馬ができる」と分析。

 さらに84年オークスを制したトウカイローマンを引き合いに出し「G1は毎回、ラッキーナンバーを決めているんだが、希望通りの枠を引いたのはローマン(9番)以来」と続けた。

 「うちの厩舎は1枠と相性がいいんじゃないか」とも話したが、調べてみると、これまでに勝ったJRA平地重賞20勝のうち、最多となる4勝が1番枠。マイネルマックスで制した96年朝日杯3歳Sも1番だった。名実ともにラッキーナンバーを引き当て、勝利がグッと近づいた!?

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2011年4月29日のニュース