「復興支援が使命」阪神、小倉で募金活動へ

　ＪＲＡは１５日、東日本大震災の影響で１２、１３日に中止となった阪神競馬（兵庫）と小倉競馬（福岡）の１９日再開を決めた経緯などを説明した。小畠薫理事は「開催することで（競馬場などの）多数のＪＲＡ事業所で募金活動などを行い、被災地復興への支援ができる。それはわれわれの使命」と語った。

　中山競馬（千葉）は来場者の安全面などを考慮して３月末までの継続中止を決定。ＪＲＡによると、１カ所の競馬場での３週連続（開催日６日間）中止は１９６７年４月１～１６日の中山（厩務員のストライキ）で例があるという。

　小畠理事は、スタンド壁損傷などの被害を受けた福島競馬場について、４月９日からの開催は難しいとの見解を示した。