【JCダート】これが砂王!藤田「乗ってても速いという気がしない」

[ 2010年12月5日 16:37 ]

第11回ジャパンカップダートで優勝したトランセンドと藤田伸二騎手

 会心の逃げ切りだった。09年スプリンターズS以来のG1勝ちとなった藤田は「スピードのある馬なので、プレッシャーもあったけど、頑張って走ってくれた」と破顔一笑。

 想定していた1分49秒台を上回る1分48秒9の速いタイムで駆け抜けた。「本当に大きな馬でストライドも大きい。乗ってても速いという気がしない。馬のリズムで走らせてる」。雄大なフットワークを武器に、昨年の勝ち馬エスポワールシチーに続く見事な逃走劇を演じた。

 「外国馬もいないし、勝ちたいレースだったが、強い競馬だった」と振り返った藤田は「今度は1戦1戦負けられない気持ちで戦っていきたい」と控えめに語った。

続きを表示

2010年12月5日のニュース