武豊ばんえい“初体験”3590人が大歓声

[ 2010年8月24日 06:00 ]

ばんえいのエキシビジョンでトマランサーに騎乗する武豊

 JRA騎手10人が23日、北海道・帯広競馬場でばんえい競馬のエキシビションレースに出場した。4年目を迎えた「JRAジョッキーデー」には、初出場の武豊のほか横山典、藤田らトップ騎手が参加。ばんえいの騎手と2人1組でタッグを組んで2レース(馬券発売はなし)を行い、藤岡佑が優勝した。

 雨が降る悪天候にもかかわらず、この日は昨年を1000人以上も上回る3590人が訪れ、大きな歓声を送った。ばんえい初体験の武豊は1レース目が7着、2レース目は6着。“初勝利”はならなかったが「テレビでは見ていたけど生で見ると凄い迫力。ただ乗っているだけかと思っていたが、ちゃんと馬の背中に乗っているような感触だった。来年以降もぜひ来たい」と満足げに話した。また、同じく初参加の田中勝は1レース目で父・春美さんの所有馬に騎乗。場内インタビューでは「まさか、ここで親父の馬に乗るとは。もっと速い馬をつくれと言いたい」とファンを笑わせた。

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2010年8月24日のニュース