【函館競馬】はこだて観光大使・横山典が盛り上げる

[ 2010年6月16日 06:00 ]

観光大使の委託状を手に笑顔の横山典(右)と西尾正範・函館市長

 【東西ドキュメント・函館新馬戦 函館=15日】鈴木は函館市役所の市長室に初めて足を踏み入れた。横山典騎手が「はこだて観光大使」に任命され、その委嘱状交付式を取材するためだ。

 横山典は父・富雄元騎手が北海道出身で、夏は函館を主戦場としていた関係から、幼い頃から函館になじみが深かった。「第2の故郷」と胸を張って語るほど。今回、スタンド新装を機に、競馬場だけでなく函館の街全体を盛り上げたいと、横山典が知人に相談したところ、大使就任の話がトントン拍子に実現した。
 西尾正範・函館市長は「大使には、もっともっと勝ってほしい。そして函館競馬を盛り上げてほしい」と笑顔。横山典も「他騎手と協力して盛り上げたい。宝塚記念をブエナビスタで勝ったら表彰台で“函館へ来てください”と言いたい」と約束した。鈴木は、ほのぼのとした気持ちで、立派な市長室を後にした。

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2010年6月16日のニュース