【神戸新聞杯】イコピコ、リーチもアンライバルドも敵じゃない?

[ 2009年9月27日 17:38 ]

 「道中は中団のいい位置で、折り合いもぴったり付いた。いい競馬ができたと思う」。イコピコの手綱をとった四位騎手は淡々とレースを振り返った。「乗り味が良くて、良い切れ味を持ってると聞いていた。その通りの脚を見せてくれた」。初コンビの相棒に手応えを感じた様子だった。

 ゲートを出てからすぐ中団後方に下げた。「前半は有力馬が飛ばしていたので…」。そのまま内でじっくり脚をため、勝負の直線へ。先にスパートしたアンライバルドをやり過ごし、さらに外に持ち出すと、目の覚めるような決め脚を繰り出した。

 G1戦線で活躍してきたライバルたちを、いとも簡単に差し切る力強い競馬。父・マンハッタンカフェが制した菊花賞(G1、芝3000メートル)では台風の目となりそうだ。

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2009年9月27日のニュース