黒シェルに武豊「ワクワク」／ダービー

Ｇ１特集

　ブラックシェルは坂路２本。１本目は４Ｆ６８秒８、２本目は同６７秒２で元気に駆け上がった。松田国師は「ＮＨＫマイルＣ（２着）は直線で完全に抜け出した分、最後に内から来られてしまった形。ジョッキー（後藤）もうまく乗ってくれたし、跳びも大きいので東京も合うんでしょう。１６００メートルを使った後だけに今度は流れに乗りやすくなるはず」と言う。歴代最多ダービー４勝の武豊は「ワクワク感を覚えさせてくれる馬。引き出しが多そうでその分、本気で走っていないと感じる時がある。“おまえ、まだどこかに走れるスイッチを隠しているだろ？”と馬に聞きたくなりますよ」と語った。