スーパーフォーミュラ開幕戦 Juju日本人女性初出走 予選最下位も「最初は壁にぶつかって当然」

[ 2024年3月10日 05:00 ]

 全日本スーパーフォーミュラ選手権に日本人女性として初めて出場した野田樹潤=9日、三重県鈴鹿サーキット(C)JRP
Photo By 共同

 自動車レースの国内最高峰、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)が9日、三重県鈴鹿サーキットで開幕。ドライバー名「Juju」こと野田樹潤(18)が日本人女性として初めて出場した。この日はフリー走行、予選とも出場21人中で最下位のタイムを記録するなど、ほろ苦い滑り出しとなったが「経験できて良かった。最初は壁にぶつかって当然」と前向きに話した。

 元F1ドライバーの父英樹さん(55)の英才教育で3歳の頃からレーシングカートを運転し、14歳からは欧州を拠点に実力を磨いてきた。TGMグランプリに正ドライバーとして起用され、18歳でのSF出場は史上最年少となる。

 きょう10日の決勝は後方からの巻き返しを期す。「切り替えてできることをやっていきたい。一つ一つ、楽しんでレースをしたい」と意気込んだ。

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