デュボア逆転TKOでヘビー級王者返り咲き!序盤に2度ダウンも猛反撃「楽しんでいただけましたか?」
WBO世界ヘビー級タイトルマッチ 同級3位 ダニエル・デュボア(英国)<12回戦>王者 ファビオ・ウォードリー(英国) ( 2026年5月9日 英マンチェスター )
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プロボクシング元WBA、IBF世界ヘビー級王者のダニエル・デュボア(28=英国)がWBO同級王者ファビオ・ウォードリー(31=同)に11回TKO勝ちし、世界王者に返り咲いた。戦績は23勝22KO3敗。初防衛に失敗したウォードリーはプロ初黒星で20勝19KO1敗1分け。
試合開始10秒、ウォードリーの右フックが頭をかすめると、デュボアが尻もちをつくダウン。デュボアは3回にも右フックを受け、よろけるようにダウンを喫した。しかし、鋭い左ジャブと強烈な右ストレートで終始優位に立ち、ウォードリーは鼻から出血し、はれた右目がふさがり始めた。11回にデュボアの左フックでウォードリーがよろけると、レフェリーが試合をストップした。
デュボアは21年6月にWBA世界ヘビー級暫定王座、22年6月にWBA同級正規王座を獲得。23年8月にオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)との統一戦にKO負けして陥落し、24年6月にIBF王座を獲得(暫定王座から正規王者に認定)も、25年7月に再びウシクにKO負けして無冠となっていた。
デュボアは「まさに戦争だった」と振り返り、「これで俺に根性があると分かっただろう。リングの中で俺は戦士だ。ダウンをはね返して、強くなって戻ってきた。この試合を糧に成長して、より強いファイターになりたい」と勝ち誇った。ウォードリーの健闘を称え、最後は「楽しんでいただけましたか?」と観衆に向かって叫んだ。プロモーターのフランク・ウォーレン氏は「私がこれまで開催した最高のヘビー級タイトルマッチ」と試合を絶賛。試合契約には再戦条項があり、「ファビオは必ず戻ってくる」と話した。



















