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“79歳対決”はダウン応酬の激闘!元キック世界王者の緑川創が7回TKOで東洋太平洋王座初防衛に成功

[ 2026年4月3日 19:22 ]

プロボクシング東洋太平洋スーパーウエルター級タイトルマッチ   王者 緑川創(EBISU K's BOX)<10回戦>同級15位・加藤寿(熊谷コサカ) ( 2026年4月3日    後楽園ホール )

<OPBF 東洋太平洋スーパーウエルター級タイトルマッチ 10回戦 緑川創vs加藤寿>7回TKO勝ちした緑川(撮影・松永 柊斗)
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 合計79歳の対決となった東洋太平洋スーパーウエルター級タイトルマッチは王者・緑川創(39=EBISU K's BOX)が挑戦者の加藤寿(40=熊谷コサカ)を7回2分12秒TKOで破り、初防衛戦に成功した。

 前進しながらプレスをかける緑川に対し、身長で11センチ上回るサウスポーの加藤が足を使い右ジャブでリズムをつくる立ち上がり。緑川は2回にプレスを強め、カウンターの右ストレートを顔面にヒットさせてダウンを奪った。加藤は3回から左のストレート、アッパーや右ボディーで反撃し、緑川もパワフルな右で応戦。5回、緑川がフックで2度目のダウンを奪取したが、加藤も左ストレートで緑川のグローブをキャンバスに付かせるダウンを奪い返した。

 5回終了時の公開採点ではジャッジ3人とも49-45で緑川を支持。緑川は7回に猛攻を仕掛けて加藤の動きを止め、最後に右ストレートを打ち込んだところでレフェリーが試合を止めた。緑川はリングインタビューで「倒したいと思っていきすぎちゃったので、自分の甘さが出た。ダウンをもらってからは冷静にいつもどおりを心掛けた。ボクシングの醍醐味は見せられたと思います」と話した。

 元キックボクシング世界王者の緑川は昨年11月のプロ5戦目でワチュク・ナァツ(八王子中屋)に2―1で判定勝ちし、東洋太平洋スーパーウエルター級王座奪取に成功していた。一方、06年6月に20歳でプロデビューした加藤は、年齢制限による引退危機を乗り越えて現役続行。過去に2度、日本王座に挑んでいずれも敗れていた。

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