4月に高見亨介に敗戦 元日本王者・川満俊輝が4回TKO勝ちで涙の王座返り咲き「高見君に感謝している」
日本ライトフライ級王座決定戦10回戦 川満俊輝《TKO4回0分50秒》野田賢史 ( 2025年12月9日 東京・後楽園ホール )
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日本ライト級王座決定戦が行われ、同級1位の川満俊貴(29=三迫)が同級2位の野田賢史(30=金子)に4回TKO勝ちし、約8カ月ぶりの王座返り咲きを果たした。戦績は川満が14戦12勝8KO2敗、野田が7勝4KO4敗。
川満は初回からプレスをかけて距離を潰しにかかった。2回には野田の連打を浴びる場面もあったが、以降はさらに攻勢を強め、ノーガード気味にして頭を振った4回はロープ際で強打を浴びせ、防戦一方となった野田を見てレフェリーが試合を止めた。
勝利した川満はリング中央で膝をつき、感極まって大号泣。「負けてからここまで来られたのも応援してくださる方、三迫会長のおかげ。見守ってくれた方々のおかげでこうしてこの舞台に戻ってこられた。胸が熱くなった」と感謝を述べた。
今年4月の日本同級王座防衛戦で、現WBA世界ライトフライ級王者の高見亨介(23=帝拳)に6回TKO負け。敗戦後は進退に悩んだが約1カ月半後から練習を再開。「自分はまだまだだったと感じる部分もあったが、支えてくれるみなさまの顔が脳裏に浮かんでここで終わるわけにはいかないと思った」と振り返ると「高見君にも感謝している。高見君に負けて世界は遠かったと感じさせられた」と話した。
また、この日は沖縄・宮古工高ボクシング部同級生の元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(29=志成)も応援に駆けつけのぼりを持って“サポート”。川満は「僕がこうして頑張れているのも大吾のおかげ」と笑みを浮かべていた。
来年初旬には日本王者と最上位の挑戦者が激突する「チャンピオンカーニバル」に出場予定。一方で世界ランキングではWBC同級13位に位置し、所属ジムの三迫貴志会長は「ライトフライ級は日本人選手にもチャンスのある階級。チャンスがあれば上にもアタックしていきたい」と世界挑戦も視野に。川満は「また一歩ずつ頑張っていく。まだまだ頑張るので応援よろしくお願いします」と再出発を誓った。



















