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初黒星喫した天心&中野幹士と“反省会” 粟生トレーナー「また頑張ろうと話した」天心の復帰時期は未定も

[ 2025年11月29日 20:47 ]

マスボクシング対抗戦に出場した粟生トレーナー
Photo By スポニチ

 プロボクシングの元世界王者とマスボクシングの王者が対戦する特別対抗戦が29日、東京都墨田区のひがしんアリーナで行われ、帝拳ジムでトレーナーを務める元世界2階級制覇の粟生隆寛氏(41)らが参加した。

 1分×3ラウンドの公式ルールで行われ、粟生氏はU―30・170センチ以下の部で5連覇中と公式戦無敗の橋本優作さんに敗戦。「(パンチが当たっていれば)何回も倒したと思うんですけど…負けたと思ってないです」と冗談めかしながら、元世界王者のテクニックを披露し会場を沸かせた。

 担当トレーナーとして指導する、WBC世界同級1位の那須川天心(27)は24日にWBC世界バンタム級王座決定戦で同級2位の井上拓真(29=大橋)に0―3判定負けで、世界王座奪取を逃した。試合後の27日には、同興行のセミファイナルIBF世界フェザー級挑戦者決定戦で敗れた中野幹士(30=帝拳)も交えて食事に行ったことを明かした。「3人で反省会をして“また頑張ろう”と話した。幹士も頑張りますと言ってくれた」と明かした。

 那須川については「多少、うーんと考える場面もあった」と言うが「基本は前向きなやつなので。前向きな話し合いだった」と明かし「自分から動いてボクシングをさせたかったが、拓真選手が一枚上手だった。1、2回の動きを続けられるように、もっと自信を持っていけるようにしよう、と話した」と反省会の内容を明かした。

 改めて拓真との大一番を振り返りながら「井上拓真という世界を2回獲っているチャンピオンの気持ちも感じた。経験という言葉だけで片付けたくないが、これをいい教訓にして失敗のままで終わらせないようにしたい」と敗戦を糧にする。那須川は休養期間を経てからジムワークを再開する見込みだといい「特に(休養)期間は決まっていないが、本人は動きたいと思う。本田会長と相談しつつタイミング見て決めたい」と話した。

 王者への挑戦権を逃した中野についても「たらればになるが(自分が)ついていれば勝たせて上げられたのかな」とコメント。当日はメインイベントの那須川のセコンドについたことで、中野のセミファイナルは田中繊大トレーナーとカルロス・リナレス・トレーナーが担当した。「繊大さんもカルロスも好きだし、信用しているから(セコンドに)ついてもらった」と敬意を表しながら「(中野と)2人でやってきた感覚的なニュアンスもあると思う。幹士も(自分を)信頼してくれていると思う」とサポートしきれなかった自身を責めた。那須川の試合前には、中野の敗戦のショックを引きずっていたといい「いろんな感情がごっちゃになった。幹士に申し訳ない気持ちになった」と複雑な胸中を明かしていた。

 この日の対抗戦には粟生氏のほかに元WBC世界フライ級王者・内藤大助氏、元WBA世界スーパーバンタム級王者・下田昭文氏、元WBAスーパーフライ級王者・飯田覚士氏、元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏のレジェンドが参加した。

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