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神風藍がタイトル初挑戦で日本Sウエルター級王座獲得 「打ち負かす覚悟だった」玉山将弥との激闘制し号泣

[ 2025年11月1日 22:13 ]

プロボクシング日本スーパーウエルター級王座決定戦10回戦   神風藍(RK蒲田)《10回戦》玉山将弥(帝拳) ( 2025年11月1日    東京・後楽園ホール )

前日計量をパスした玉山(左)と神風
Photo By スポニチ

 日本スーパーウエルター級2位の神風藍(31=RK蒲田)が同級1位の玉山将弥(32=帝拳)との日本同級王座決定戦に2―0判定勝ちし、タイトル初挑戦で初の日本王座を獲得した。戦績は神風が10戦5勝1KO3敗2分け、玉山が21戦15勝8KO6敗。

 神風は序盤からプレッシャーをかけ続け手数で圧倒。7回には右アッパーの連打で相手の顔面を跳ね上げ追い込んだ。8回以降、反撃に転じた玉山のパンチを被弾する場面もあったがクリンチで回避。最終10回にはダウン寸前まで追い込むなど手を出し続け、壮絶な打ち合いを僅差判定(96―94×2、95―95)でものにし、自身初のベルトを腰に巻いた。

 リング上では人目もはばからずに大号泣。「素直にうれしい。会長やトレーナーのおかげでチャンピオンになれた」と涙を流し「相手も同世代でこの試合に懸けてくると思った。それを打ち負かす覚悟だった」と振り返った。24年11月に京原和輝(博多協栄)に初回TKO負けし、日本ミドル級挑戦権獲得を逃してからは、リングネームを「友松」から「神風」に変更。「何か爪痕を残す意味でつけた」と言う言葉通り、目に見える結果を出した。

 RK蒲田ジムではスーパーフェザー級の奈良井翼、フライ級の野上翔に続き3人目の日本王者となり「技術も精神的にもまだまだ。特別な才能はないが、コツコツやっていく。ボクサーとしてはいい年齢なので、会長と相談して先を考えたい」と前を向いた。

 対する玉山は21年12月に日本ウェルター級王者だった小原佳太(三迫)に挑戦して以来のタイトル挑戦。終盤に盛り返し粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。

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