×

尚弥 カネロ撃破のクロフォードを参考にしていた!「良いイメージになった」ヒット&アウェーで完勝

[ 2025年9月15日 16:52 ]

記者会見に臨んだ井上(左)と大橋会長(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)が15日、横浜市内のジムで一夜明け会見を開いた。前日14日は名古屋・IGアリーナでWBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対戦。スピードあふれるヒット&アウェーで元2団体統一王者を圧倒し、6年ぶりの判定決着ながら大差の3―0で4団体王座5度目の防衛に成功した。

 井上は試合後、「倒しに行かないことは難しい」と話していた。真意を問われると「戦っていて倒しに行ってしまう、この性格にブレーキをかけるのは難しい。できたんですけど、しっかり意識しないとブレーキのかけどころが難しいと思いました」と返答。一方で、KOを期待するファンに対する難しさについては「昨日はファンに見せることは一切考えなかった。しっかりポイントをピックアップして判定(勝ち)という作戦を心掛けていた」ときっぱり。実際に倒せそうと感じた場面は「結構ありましたよ。もうちょっとダメージを与えていけば、というシーンもいくつかあった」と明かしながら、「相手もレベルの高い選手なので、そういうところを狙っているというのは分かっていた」と説明した。

 自身の試合前には、米ラスベガスでテレンス・クロフォード(米国)が2階級上のスーパーミドル級4団体統一王者サウル・”カネロ”・アルバレス(米国)をヒット&アウェーで判定勝ちし、5階級制覇と3階級での4団体王座統一を成し遂げた。映像を見ていたという井上は「あのクロフォードの戦い方が凄く参考になったんですよ」と明かした。「雑に攻めてくるカネロに対して最後まで丁寧に戦った。(自身の試合の)直前に見られて、自分の中でも少し重なるものがあった。自分のやりたいボクシングをやっていたので、そういった面では凄い良いイメージになった」と熱弁した。

 米リング誌選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)で現在3位のクロフォードだが、カネロ撃破によりオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)と井上を抜いて1位に浮上する可能性がある。同じ日に完勝を収めた井上の3位後退もありえるが、「難しいですよね…。でも、ここまで来たらもう1、2、3位、どこでもいいですよ」と苦笑いした。

続きを表示

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2025年9月15日のニュース