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松本流星 笑顔なき新王者 高田勇仁に負傷判定勝ち「もう一度できるならという気持ち」

[ 2025年9月15日 04:32 ]

プロボクシングWBA世界ミニマム級王座決定戦   同級1位 高田勇仁(ライオンズ)<12回戦>同級2位 松本流星(帝拳) ( 2025年9月14日    名古屋・IGアリーナ )

<WBA世界ミニマム級王座決定戦 高田勇仁×松本流星>新チャンピオンに輝くも、笑顔なく勝ち名乗りを受ける松本(撮影・椎名 航)
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 世界初挑戦のWBA世界ミニマム級2位・松本流星(27=帝拳)が同級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)に5回1分26秒、3―0で負傷判定勝ちし、帝拳ジム史上最速となる7戦目での世界王座獲得を果たした。

 夢だった世界のベルトを手にしても、松本の表情は硬いままだった。偶然のバッティングで倒れた高田が試合続行不可能となり、後味の悪い負傷判定勝ち。「高田選手とライオンズジムの関係者の方々に少し申し訳ない気持ち」と沈んだ声で会見した。

 4回までは思い通りの展開だった。初回に左ストレートを決めると、ワンツーやカウンターなどスピードで上回った。「プラン通りというか、やりたいことを全部できていて、これからという時だった」。ジャッジの採点はフルマークの3―0だった。

 日大時代の先輩・神足茂利さんが8月の試合後、急性硬膜下血腫で死去。試合後にベルトを手に食事に行く約束を交わしていた。「一つ形として(ベルト)はあるので、そこは報告しようかなと思います」と話した。

 名門・帝拳ジム13人目の日本人世界王者。7戦目での戴冠はジム最速記録となったが、「高田選手も納得していないでしょうし、もう一度できるならという気持ちです」と再戦を希望した。

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