×

松本流星「ベルトケースの重み違う」世界王者を実感 王座奪取翌朝に寝過ごす“大物ぶり”も

[ 2025年9月15日 13:52 ]

プロボクシングWBA世界ミニマム級王座決定戦   同級1位 高田勇仁(ライオンズ)<12回戦>同級2位 松本流星(帝拳) ( 2025年9月14日    名古屋・IGアリーナ )

一夜明け会見を開いた松本流星
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA世界ミニマム級新王者の松本流星(27=帝拳)が王座獲得から一夜明けた15日、都内の所属ジムで会見を開いた。高田勇仁(27=ライオンズ)との王座決定戦(名古屋・IGアリーナ)は5回、偶然のバッティングにより高田が負傷。試合続行不可能となり、5回までの採点で松本が3―0で負傷判定勝ちした。松本はプロデビューから7連勝とした。

 新しいベルトを手にした松本は「日本タイトルのベルトとはケースの重みも違う」と話した。試合直後は高田の容態が心配で「喜びとかはなかった」が、救急搬送された病院で診察を受けた高田が無事会場に戻ったのを確認し「安心して少しずつ実感が湧いてきました」という。試合は初回からスピード、パンチの精度とも高田を圧倒しており「展開は練習してきたとおりで、うまくはまりました」と自賛した。

 前夜は朝4時に眠りに就いたというが、「寝過ぎてしまった」と照れ笑いを浮かべた。田中繊大トレーナーは「朝食を8時半に食べると本人が言ってたんですけど、(部屋から)降りてこないし、いくら連絡しても出ないし、出発時間の9時半になっても来ないので心配になって…そしたら寝ていた」と“大物ぶり”を示すエピソードを披露。急いで準備し、帰京する新幹線にギリギリで間に合ったという。世界王座奪取の“ご褒美”について問われた松本は「(練習で)今年は夏がなかったんで、夏を感じる国に行きたい」と海外旅行を考えていることを明かした。

 すっきりしない終わり方だっただけに、帝拳ジムの浜田剛史代表は「どこで高田君が(前に)出てくるかと思っていた矢先のアクシデントだったので、高田君も気の毒だったし、もう1回やらなきゃいけないと思ってます」と再戦を示唆。松本も「再戦指令が出たらもちろん受けますし、(本田)会長が決めた試合に向けてやるだけ」と同意した。帝拳ジム史上最速のプロ7戦目で世界王者となったが、「これからジムも王者が増えていくと思う。負けないようにみんなで切磋琢磨(せっさたくま)して、強いボクサーになっていきたい」と抱負を語り、「(WBAには)スーパー王者もいるし、強い選手たちに負けないボクサーになれるようにしっかり練習して、 いつ試合が来ても勝てるように頑張ります」と表情を引き締めた。

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2025年9月15日のニュース