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ボクシング界にまた悲劇… 28歳・神足茂利さん 開頭手術から意識戻らず死去 急性硬膜下血腫

[ 2025年8月10日 04:30 ]

神足茂利さん
Photo By スポニチ

 日本ボクシングコミッション(JBC)は9日、都内の病院で入院療養中だった東洋太平洋スーパーフェザー級5位の神足茂利さん(M・T)が8日午後10時59分に死去したことを発表した。28歳だった。

 神足さんは2日に東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋同級タイトルマッチ12回戦で王者・波田大和(帝拳)に挑戦。長いリーチを生かしながら初回から一進一退の攻防を繰り広げ、三者三様の判定(115―113、113―115、114―114)で引き分け、王座獲得はならなかった。試合後は自力でリングを下りていたが、控室に戻ると意識がもうろうとし、救急搬送された。急性硬膜下血腫と診断され、緊急開頭手術を受けて経過観察中だったが、そのまま帰らぬ人となった。

 日本ボクシング界では、23年12月の日本バンタム級タイトルマッチ後に右硬膜下血腫のため開頭手術を受けた、穴口一輝さんが昨年2月2日に亡くなったばかり。今年5月にはIBF世界ミニマム級タイトルマッチで判定負けした前同級王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が開頭手術を受け、いまだに意識は回復していない。

 今月2日、神足さんと同じ興行に出場した日本ライト級4位の浦川大将(帝拳)も8回TKO負けで意識を失い、緊急開頭手術を受けるなどリング事故が相次いでいる。JBCは、東洋太平洋タイトルマッチなどのラウンド数を12回から10回への短縮を目指すなど、再発防止への取り組みを進めている。

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