1興行で2選手が急性硬膜下血種 東洋太平洋タイトル戦12→10回検討 ハイドレーションテストも?
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日本ボクシングコミッション(JBC)は4日、2日に東京・後楽園ホールで行われた興行に出場した神足茂利(28=M・T)と浦川大将(28=帝拳)の2選手が試合後に都内の病院に救急搬送され、いずれも急性硬膜下血腫と診断され緊急開頭手術を受けたと発表した。現在は経過観察中だという。
JBCの安河内剛本部事務局長がこの日、都内で対応。1興行で2選手が開頭手術を受けるケースは国内で初めてだといい「この一週間や10日は脳の腫れや状況の変化が起こりやすい。数日間しっかり経過を見ていく」と報告。近日中にも医事講習会を開き、事故の検証を進めていくという。
5月にはIBF世界ミニマム級タイトルマッチで判定負けした前同級王者の重岡銀次朗(25=ワタナベ)が試合後、急性右硬膜下血腫による緊急開頭手術を受けたばかり。リング禍が相次ぐ現状に安河内氏は「ラウンド数を短くすれば事故がなくなるわけではない」と前置きした上で、「長ければ長いほど危険度は増す」と東洋太平洋タイトルマッチのラウンド数を12回から10回への短縮を検討。早ければ今月中の同タイトル戦から採用する意向だ。
また、過度な水抜き減量がリング禍につながっている可能性にも言及。日本タイトル戦前に取り入れる事前計量制度(試合30日前に規定体重の12%増以内、2週間前は7%増以内)を他のタイトル戦で採用する案も。さらに同氏はアジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」が取り入れる、過度な水抜きを抑制するため、尿比重を計測する「ハイドレーションテスト」にも興味を示し「テストそのものに有効性があるのであれば、やってみたい」と前向き。「現状オーバーウエイトは頻発しており、減量そのもののあり方が問われる。日本では体重を落とすことが当たり前になっているが、適正体重でやることが健康管理につながるということをどう教育していくか」と話した。
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