輪島功一氏の孫 磯谷広太が新人王初戦でフルマーク判定勝ち 兄・大心逃した全日本制覇掲げ「狙いにいく」
プロボクシング東日本新人王 スーパーライト級4回戦 磯谷広太(輪島功一スポーツ)《○判定●》和田龍樹(レイスポーツ) ( 2025年7月23日 東京・後楽園ホール )
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プロボクシング東日本新人王予選12試合が行われ、スーパーライト級4回戦では元WBA・WBC世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏(82)を祖父に持つ磯谷広太(18=輪島功一スポーツ)がフルマーク判定勝ちで準決勝に進出。デビュー2連勝とした。
頭を下げて突っ込んでくる相手の動きをバックステップとスウェーで闘牛士のようにひらりとかわし、カウンターの左ストレートを次々と打ち込んで圧倒。技術の差を見せつけるフルマーク判定勝ちに右拳を突き上げて喜びを表現すると「相手が突っ込んでくることは想定内。自分のボクシングをすればさばける自信があった」と汗を拭った。
試合中には相手のバッティングにいらだちを見せる場面もあったが「あれは演技。相手を精神的に追い詰めたかった」と涼しい顔。プロ転向後から取り組む「秘密」のメンタルトレーニングも奏功し「試合前は緊張したが、リングに上がったら楽しくボクシングができた」と笑みを広げた。
6月に6回TKO勝ちで、日本ウエルター級ユース王座の初防衛に成功した叩き上げの兄・大心(23=同)とは異なり、駿台学園で3年間アマチュアボクシングを経験。目標とするスタイルは「判定で圧倒すること」で、祖父とは対照的な左構えのアウトボクシングを武器に、昨年12月にデビュー戦から2連続大差判定勝ち。それでも「4ラウンドは倒しに行ってもよかった。少しふざけちゃいました」と舌を出して反省した。
9月19日の準決勝(後楽園ホール)では松村直樹(19=Reason押上)と対戦。同興行で行われた、松村の試合はチェックし「自分のボクシングをすれば大丈夫かな」と決勝進出に自信満々。目標は兄・大心が届かなかった全日本新人王制覇。「兄の気持ちも背負って、兄超えを狙いにいきます」と高らかに宣言していた。



















