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尚弥「まあ見ていてくださいよ」ダウンもうご免! 13年ぶり出稽古敢行でアフマダリエフ戦へ戦闘モード

[ 2025年7月10日 14:09 ]

<井上尚弥会見>報道陣の質問に答える井上(撮影・島崎忠彦)
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 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が10日、都内のホテルで会見し、9月14日に名古屋のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と団体内王座統一戦を行うことが正式発表された。4団体王座5度目の防衛に成功すれば、スーパーミドル級4団体統一王者サウル・“カネロ”・アルバレス(34=メキシコ)を超える歴代単独1位となる。

 井上にとっては2戦ぶりの国内戦。自身初の首都圏以外の一戦で“名古屋決戦”が正式決定した。元WBA&IBF世界同級統一王者アフマダリエフ戦が決まり「久々ですね。フルトン戦以来。そのくらいの警戒心と集中力、全てが高い状態」と過去最大の敵との一戦を前に高まる緊張感を言葉にした。

 井上は5月4日に米ラスベガスで挑戦者ラモン・カルデナス(米国)に8回TKO勝ちした一方で2回にはダウンを喫した。「あの一発は確かにもらったが、あの試合が終わるまで、ほぼほぼ一発ももらってない、自分の過信、油断から生まれるシーン」と振り返った井上。「あの2つは打ち急いでる。結局自分が打ち気になってしまっている。体が温まる前、相手のパンチを読み切る前にもらっているパンチ」と昨年5月のネリ戦のダウンを含めて冷静に分析。「その中で情報をしっかり集める作業も必要だと思う。まあ見ててくださいよ」と笑みを浮かべ、次戦では同じてつを踏まないことを強調した。

 すでにアフマダリエフ対策として、東洋太平洋フェザー級王者の中野幹士(帝拳)やWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者・村田昴(同)らとスパーリングを開始。今後は13年ぶりに帝拳ジムへの出稽古も計画し、日本バンタム級王者・増田陸(同)と手合わせする予定だ。「大橋ジムでやるのもいいが他のジムで行うことで緊張感や集中力を上げてくれる。それくらいしっかりと仕上げたい」と狙いを明かす。

 また自身が23年12月に破った元WBA&IBFスーパーバンタム級統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)をパートナーとして招へいすることも明かし「フルトン戦後のリング上であったタパレスではなく、激しいトレーニングができる状態で仕上げてきてほしい」と笑顔で要求していた。

 同興行ではWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が同級1位クリスチャン・メディナ・ヒメネス(25=メキシコ)を迎える3度目の防衛戦と、WBA世界ミニマム級王座決定戦の同級1位・高田勇仁(27=ライオンズ)―同級2位・松本流星(27=帝拳)と合わせたトリプル世界戦となる。

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