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井岡一翔、5・2東京D決戦 視線は“打倒・拓真”のみ「記録や他の選手のことは全く頭にない」

[ 2026年4月18日 05:30 ]

WBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者・井上拓真 《12回戦》 同級4位・井岡一翔 ( 2026年5月2日    東京ドーム )

佐々木会長(右)と調整する井岡一翔(撮影・会津 智海)
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 元世界4階級制覇王者でWBC世界バンタム級4位の井岡一翔が17日、都内の志成ジムでWBC同級王者・井上拓真戦に向けた練習を公開した。勝てば日本人男子としては初の世界5階級制覇と、最年長での世界王座奪取をダブルで達成する。それでも視線は“打倒・拓真”のみ。約1年10カ月ぶりの王座返り咲きへ、不退転の覚悟でリングに上がる。

 井岡はいつも通り落ち着いた様子ながら「集大成になるような一戦。このチャンスを必ずつかみ取る」と決意を示した。世界戦は連敗中で、負けたら後がないキャリア最終章で挑む一戦。引き締まった表情と言葉から、次戦への覚悟がにじんだ。

 勝てば、同じ4階級制覇王者として同興行に出場する井上尚弥よりも先に5階級制覇を達成。さらに長谷川穂積の35歳9カ月を上回る日本人男子最年長での世界王者となり、ダブルで記録更新となるが、「記録や他の選手のことは全く頭にない」と強調する。

 その言葉通り、11日に行われたWBC世界バンタム級2位の那須川天心とエストラダによる挑戦者決定戦は「結果しか見ていない」という。9回終了TKO勝ちで勝者への挑戦権を手にした那須川にも言及せず。スーパーフライ級時代に対戦を熱望してきた“宿敵”エストラダには「(対戦は)全くなくなったと思っている」と決別も宣言した。

 それも王者・井上拓を評価するからこそ。「簡単に勝てる相手じゃない」と分析し、スパーリングは約100ラウンドを消化。「強くなった姿を見せられる」と自信も口にした。「相性が悪い、戦いづらい、という話ではない。もう勝つしかないので」。記録よりも記憶に残る名勝負を演じ、王座返り咲きを果たしてみせる。

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