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“地方ボクサーの星”ユーリ 判定で初防衛&初東京Dで勝利「ホッとしている」

[ 2024年5月7日 04:33 ]

プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ   〇王者ユーリ阿久井政悟 判定 同級3位・桑原拓● ( 2024年5月6日    東京ドーム )

10回、桑原(左)にストレートを打ち込むユーリ阿久井(撮影・島崎 忠彦)
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 WBAフライ級タイトル戦は、王者・ユーリ阿久井政悟が桑原拓に判定勝ちし、初防衛に成功した。

 東京ドームで日本人初の世界戦勝利の栄誉を手にしたのは“地方ボクサーの星”だった。1月23日に岡山県のジム所属初の世界王者となってから約3カ月半。最大8点差の判定3―0で初防衛を果たしたユーリ阿久井は「場所は関係ないと思っていた。勝ててホッとしている」と笑った。

 21年7月の日本王座V2戦以来3年ぶりの対戦。「(桑原は)スピードがあったし、左フックとか効いたパンチもあった」。初回こそ被弾したが、回を重ね距離感をつかむとブロックやボディーワークで相手攻撃を完璧に封じた。ワンツーを主体に左ボディーを織り交ぜ攻め込んだ。後半に完全に腰が引けた桑原を倒せず。親交があるだけに「もう少し世界を獲る気持ちを見せてほしかった。友達として」と残念がった。

 東京ドーム来場は8年前、妻がファンという男性アイドルグループのコンサート以来という。「(観客の歓声が)遅れてワッとくると聞いていた。その通りだと味わえた」。大観衆の雰囲気を楽しめるほど完勝だった。

 ≪桑原また苦杯≫世界初挑戦の桑原は唯一の黒星を喫した因縁の相手・ユーリ阿久井に再び屈した。立ち上がりから足を使い、相手のプレスをかわしながらカウンターを狙ったが、徐々に後退。連打から好機をうかがったが、終始追われる展開が続き完敗した。前回敗戦から肉体改造にも着手し、同興行に出場する同門の武居がK―1時代に所属していたジムに出稽古。原始的なトレーニングで体をいじめ抜き、持ち前のスピードに加えパワーも手に入れたが結果につなげられなかった。

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