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機熟してたどり着いた日本ボクシングの「到達点」 白井義男が後楽園で日本人初の世界王者から72年

[ 2024年5月7日 04:55 ]

プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   〇井上尚弥 TKO6回1分22秒 ルイス・ネリ● ( 2024年5月6日    東京ドーム )

<4団体統一世界スーパーバンタム級TM 井上尚弥・ルイス・ネリ>声援に応える井上尚(撮影・島崎 忠彦)
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 日本ボクシング界が一つの到達点を迎えた。34年前とは異なり、世界戦4試合全て日本選手が絡んだ東京ドーム興行。「井上尚弥」という市場価値の高い存在があったからこそ、高いハードルを越えることができたことは間違いない。

 タイソンの招聘(しょうへい)に携わった国際的マッチメーカーのジョー小泉氏は「井上のチケットは発売、即完売が続いた。今回は相手や国内外の配信方法がそろい、大きな器で行う機が熟した」と語る。世界戦の計量で体重超過するなど、日本との因縁も深い「悪童」ネリが相手ということも追い風となった。ボクシング中継が有料放送のペイ・パー・ビューなどで全世界に配信される時代に突入したことも大きい。生配信したアマゾンプライム・ビデオの日本責任者、児玉隆志氏は「ボクサーとしてはこれ以上ない」と語る。

 東京ドームの前身の後楽園球場で白井義男が4万人超の観衆の前で日本人初の世界王者となったのが52年5月19日。日本プロボクシング協会が制定した「ボクシングの日」から72年、新たな時代の幕が開いた。

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