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5・6井上尚弥戦へ “悪童”ネリが来日「私は井上より勝っている。彼をKOする」 体重調整も順調

[ 2024年4月21日 16:25 ]

プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦   井上尚弥《12回戦》ルイス・ネリ ( 2024年5月6日    東京ドーム )

<ネリ・来日>羽田空港に到着し取材に応じるネリ(撮影・村上 大輔)
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 元世界2階級制覇王者でWBC世界スーパーバンタム級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)が21日、米国から羽田空港に来日した。

 5月6日に東京ドームで行われる、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)戦へ、金縁の眼鏡をかけ上下白のラフなスタイルで到着ゲートに現れたネリ。「5か月間パワフルな練習をしてきた」と自信満々に陣営、家族とともにリラックスした様子で、多くのファンに囲まれながらファンサービスにも対応した。

 王者・井上尚について記者に問われると冷静な口ぶりで淡々と言葉を並べた。「いいボクサーだと思う。スピードがあってパワフルで才能がある。ただ、私は井上選手よりも勝っている」。

 ここまでネリは海外メディアに対し「井上は普通のボクサー」と語るなど挑発的な発言を繰り返してきた。この日も「パウンドフォーパウンド(PFP)の中ではナンバーワンとは思わない。もっといい選手がいる」とテレンス・クロフォードやジャーボンタ・デービス(ともに米国)の名を上げるなど挑発ともとれる言葉を発した。

 今回は体重調整に細心の注意を払っている。「このフライト中に少し上がったかもしれないが問題はない」とWBCによる15日前の事前計量もクリアしていることを強調した。ネリは18年3月のWBC世界バンタム級タイトルマッチの山中慎介戦で2・3キロの体重超過。再計量でも1・3キロの超過するなど興行を主催する大橋ジムの大橋秀行会長は、今回ネリが体重超過した場合「絶対にやりません」と断言。リザーバーに元IBF世界同級王者TJドヘニー(37=アイルランド)を準備するなど細心の注意を払っている。

 5月6日の試合約2週間前の来日。「時差や気候に慣れるためだ」と万全の準備で井上尚戦に備えることを話しながら「彼をリスペクトするが、、彼を恐れてはいない。ノックアウトする」と強気に言い放った。

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