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但馬ミツロは服を着たまま計量パス ブリッジャー級8回戦

[ 2024年3月30日 13:47 ]

計量をクリアした但馬ミツロ(右)とアレクサンドル・ジュル(左)、中央は亀田興毅氏
Photo By スポニチ

 31日に名古屋国際会議場で開催されるボクシングイベント「3150FIGHT vol.8」の前日計量が30日、名古屋市内のホテルであり、ブリッジャー級に相当する224ポンド(101・6キロ)契約8回戦はWBC世界同級23位の但馬ブランドン・ミツロ(KWORLD3)が着服のまま101・6キロ、同29位のアレクサンドル・ジュル(ルーマニア)が100・5キロでパスした。その後のフェースオフでは顔がくっつきそうなほど但馬が接近し、会場に緊張感を漂わせた。

 但馬は「(アマ時代以来)6年ぶりの減量で不慣れなところもあった。家族に減量用に、ご飯を用意してもらったりサポートのおかげでクリアできた」と感謝の気持ちをリングで示す意気込み。

 ブリッジャー級は200ポンド(約90・7キロ)から224ポンド(約101・6キロ)の間で、クルーザー級とヘビー級の間に位置する。2020年にWBCが新設し、昨年12月にWBAも追随した。但馬は増量で昨夏に127キロに達した体重を「いいトレーニング、いい食事でナチュラルに」絞り、きっちり仕上げた。以前から「今年中にはブリッジャー級にナチュラルウエート(普段の体重)でリングに上がるつもり」と見通しを語っている。

 対戦相手のジュルは但馬について「私は今までいろんな選手と戦ってきた。特に印象はない」と語った。

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