×

フジタ“Jr”ハヤト YAMATOとベルト懸けてリマッチ!8月の試合中に衝撃受けた攻防を激白

[ 2023年11月9日 10:00 ]

インタビューに応じたフジタ“Jr”ハヤト(撮影・酒井卓也)
Photo By スポニチ

 東北ジュニアヘビー級王座とLIDET UWF世界王座の2冠王者であるフジタ“Jr”ハヤト(37=みちのくプロレス)がスポニチアネックスのインタビューに応じた。18日、みちのくプロレス矢巾大会で行われるドラゴンゲートのYAMATOとの東北ジュニアヘビー級3度目の防衛戦へ意気込みを語った。

 「YAMATO君は、このプロレス業界に思っている事が俺と似ていると思う。だから戦っていて楽しかった」。

 8月20日のドラゴンゲート大田区総合体育館大会で行われたYAMATOとのスペシャルシングルマッチの試合映像を振り返りながらハヤトが口にした言葉だった。

 ドラゴンゲート特別興行「武勇伝」のリングを含めて、過去にYAMATOと対戦経験はあったが、昔と比べても印象はあまり変わらなかったという。「髪の毛が長くなったな~ってぐらいかな」と笑った。

 そしてYAMATOには、以前から丈夫で強い選手という印象があったと口にした。「基本的には戦前に相手の研究はしないし、なるようになると思ってるけど、俺みたいなスタイルでグラップリングが上手いイメージだけ残っていた。スタイルもあんな感じでMMA も経験していて、どちらかというとグラップラー。俺は7対3ぐらいで打撃だけど、YAMATO君は7対3ぐらいでグラップリングって感じだよね」と話した。

 「体がゴツいし、ジュニア選手ぽくない。試合していて“そうやって足を捕るんだ”とか思ったし、上手いよね」と久々に対戦した試合を振り返った。

 その中でも、試合終盤にハヤトが決めた必殺のK.I.Dを今まで経験したことのない返された方をして衝撃を受けたと明かした。「昔は細かったから関本(大介)さんみたいな相手にはパワーで持ち上げられて返されたことはあったけど、こういう技術的に返されるのはあまりなかった。相手の首も太いし、K.I.Dのタイミングでディフェンスしてたと思うから入り方も良くなかった」と解説した。

 「お客さんにどれくらい伝わっているかわからないけど、足のロックを足で解除されてその間に首スペースも出来ていて“あれ?決まらねぇ…”って感覚になった」と思いながら同時により試合が楽しくなった。

 最後はYAMATOの胴締めスリーパーホールドにギブアップ。ハヤトにとっては久々のタップアウトそして復帰後シングル初黒星となった。「自分でギブアップしたのは、自分の体を守ることもあるけど、自分よりも上の人がいるってことがわかった時点ですげぇ楽しかった」と試合終了直後の心境を吐露した。

 そして負けた瞬間に「負けたけどこのままで終わらねぇ」とリマッチを決意。リング上でアピールして、今度はみちのくプロレスのリングで、タイトルマッチでのリマッチが決定した。「ベルトを持ってるけど“ベルトは飾りじゃない”と思っていて、それはきっと俺が持っているから。それには申し訳ない気持ちがあったから、戦ってくれないかな?という感じだった。だからリング上で言ったし、相手もそれに乗ってくれたからよかったと思った」と振り返った。

 「プロレスラーはスリーカウント取りたいとか言うけど、一本取ります」とフィニッシュ宣言。「向こうはスリーパーも得意で、関節技も得意。これは一本の取り合いになる。スリーパーじゃ絶対に負けない。でも、(相手は)小ずるいからスリーパーだけでなくいろんな関節技を警戒しながらも、自分の打撃を入れていけるところで仕留める」と防衛を誓った。

 今度はホームリングで迎え撃つ立場になるが気持ち的には、何も変わらないという。「今の俺はみちのくのリングだろうが、他団体のリングだろうが気持ちはあまり変わらない」と話し、YAMATOが東北出身ということもあり「あの人、東北のことをめっちゃ言うからみちのくのホームリングとはいえ、あの人は地元だから結果的に俺の方がアウェー。そして東北の人は俺みたいな人は嫌いだから俺の方がアウェーでも楽しむよ」と笑みを見せた。

 最後に「俺とか拳王では出来なかったみちのくでの試合を東北のファンに見せたい。それをやるにはYAMATO君は超良い相手。今の主流なド派手で華やか試合にはならないからこの試合は好き嫌いが分かれると思う。“こういうプロレス・格闘技もあるんだぜ”という試合を見せたい。ハヤトワールドに持ち込んで、至ってシンプルな戦いを見せます」と力強く意気込んだ。(酒井 卓也)

 《1年前から熱望していた高橋ヒロムとのシングルに敗れる…声震わせて「本当に幸せ」》10月15日に開催されたみちのく矢巾大会でハヤトはIWGPジュニアヘビー王者の高橋ヒロムと待望の一騎討ち。試合はハヤトが得意の蹴りや必殺のK.I.Dで勝利を狙うがヒロムはロープ逃げた。終盤には、ヒロムがヒロムちゃんボンバーを連発で叩き込むが意地でも立ち上がるハヤト。最後は29分の激闘の末にTIME BOMBⅡでハヤトは敗れた。試合後には「あなたを追いかけて勝つまで引退しないでおこうかなと思える試合ができて、マジで幸せです」と声を震わせた。

続きを表示

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2023年11月9日のニュース