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日本ウエルター級王者・坂井祥紀 3―0判定で初防衛成功も「自分のボクシングが全然だめでした」

[ 2023年9月2日 21:02 ]

初防衛に成功した坂井
Photo By スポニチ

 プロボクシング日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦が2日、東京・後楽園ホールで行われ、日本同級王者の坂井祥紀(32=横浜光)が前WBOアジア・パシフィック・ミドル級王者の能嶋宏弥(28=薬師寺)を3―0判定で下し、初防衛に成功した。

 19歳で単身メキシコに渡り約10年間、同国や米国で36戦経験した坂井は、4月の日本同級王座決定戦で重田裕紀(ワタナベ)を2回TKOで下し、3度目のタイトル挑戦で王座を獲得していた。

 この日はリングを広く使う能嶋に1回からプレスをかけ続け、8回にはロープ際で左右の強打を浴びせた。試合後は「能嶋選手がうまかった。自分のボクシングが全然だめでした」と反省の弁が口を突いたが「決めてもらった試合を一戦一戦クリアしながら高みを目指したい」と今後を見据えた。

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