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井上尚弥のいとこ 浩樹が10回TKO勝ちで王座返り咲き 尚弥からは「何も言われてない(笑い)」

[ 2023年8月31日 01:07 ]

<ボクシング 井上浩樹vsアブドゥラスル・イスモリロフ>5R、激しく攻める井上浩樹(右) (撮影・西川祐介)
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 プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦が30日、東京・後楽園ホールで行われ、井上尚弥のいとこで、元日本、WBOアジア・パシフィック同級王者・井上浩樹(31=大橋)がアブドゥラスル・イスモリロフ(26=ウズベキスタン)に10回2分11秒のTKO勝利で王座に返り咲いた。

 ラウンドごとに構えをスイッチする変則的な相手に序盤は苦戦も、10回に右ボディーでダウンを奪うなど、この回だけで3度のダウンを奪って逆転勝ちに成功。約3年ぶりにベルトを手にし「めちゃくちゃ重いです。僕が前に出て打ち合う姿は珍しいと思う。ある意味ブレイクスルーできたと思う」と笑顔で話した。

 8回にはロープ際で連打を浴びるも最後まで意地を見せ「本当に諦めそうになったが、ここで諦めたら引退前と同じだと思った。死ぬ気で自分を変えようと思った」と5月からコンビを組む鈴木トレーナーのもと、精神面の強化が激勝につながった。

 この日はいとこの尚弥もリングサイドから声援を送った。ただ試合前には「(尚弥から)あんまり何も言われてないです。それより幼なじみのデビュー戦(山口聖矢)に気を取られて、僕の方を気に懸けてくれなかった」と暴露。これには尚弥も苦笑いを浮かべていたが「尚弥の声って一番届くんですよね。諦めるな、と声をかけてくれて力になりました」と感謝も忘れなかった。

 試合後、尚弥は所属ジムを通じて「凄くタフな試合でした。最後は気持ちの勝負でしたが、浩樹の気持ちが最後まで切れずに相手の心を折ったと思います。また浩樹のもとにベルトが帰ってきたことが何より良かったと思う」とコメントした。

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