井上尚弥のいとこ 浩樹が30日WBOAP王座決定戦 “仮想フルトン”成果生かす
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プロボクシングWBOアジア・パシフィックスーパーライト級王座決定戦の前日計量が29日、都内で行われ、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥のいとこで、元日本、WBOアジア・パシフィック同級王者・井上浩樹(31=大橋)はリミットの63・5キロでクリア。相手のアブドゥラスル・イスモリロフ(26=ウズベキスタン)は100グラム下回る63・4キロでパスした。
復帰2戦目で王座返り咲きを目指す浩樹は「これまでは気持ちが弱かった。気持ちが強くなったところを見せたい。それが達成すればおのずとベルトは獲れると思う。再スタートのスタートにもう一回戻れると思う」と19年に保持していたWBOアジア・パシフィック王座奪取へ力を込めた。
浩樹は20年7月の日本同級タイトルマッチで永田大士(三迫)にプロ初黒星となる負傷TKO負けを喫して引退を表明。腰痛や左手のケガが回復し、尚弥からも再起を勧められて昨年2月に復帰を発表。今年2月にパコーン・アイエムヨッド(タイ)との同級8回戦を2回TKO勝ちで復帰戦を白星で飾っていた。
尚弥の7月のスティーブン・フルトン戦勝利には「もちろん刺激をもらいました」と振り返る。試合前には“仮想フルトン”として尚弥のスパーリング相手も務めた。フルトンの映像を分析し、動きや構えをまねて本家になりきった浩樹は「ディフェンスは割とできた。オーソドックス(スタイル)でもできるようになったことは良かった」と思わぬ収穫もあったという。
5月から同ジムのコーチに就任した鈴木康弘トレーナーの下、日々厳しい練習にも耐えてきた。「僕が担当になって、過去イチ練習してるんじゃないかなっていうぐらい。周りのトレーナーからも言われます」と話す鈴木トレーナーに「鈴木さんをがっかりさせたくない思いはあります」と“恩師”にささげる白星を誓った。
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