衝撃の秒殺KO、RIZIN2連勝の宇佐美がライト級戦線に名乗り

RIZIN.40   ○宇佐美正パトリック（1R45秒　KO）“ブラックパンサー”ベイノア● （ 2022年12月31日    さいたまスーパーアリーナ ）

＜RIZIN40＞第2試合“ブラックパンサー”ベイノア×宇佐美正パトリック　宇佐美正（左）が1RKO勝利（撮影・篠原岳夫）
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　大みそか初登場の宇佐美が衝撃のKO勝ちを果たした。開始早々の45秒。「向き合った時にファイントにかかりそうだった」と左のジャブでけん制すると「当たった瞬間に倒れると思った」と手応え十分にフックを見舞って、極真空手の黒ヒョウ、ベイノアをマットに沈めた。RIZIN2連勝にコーナーで両腕を広げながら歓喜のポーズ。「どうですか、きょうの試合。盛り上がってますか？。いい勝ち方できて良かった。SNSのフォローもよろしくお願いします」と声を弾ませながらPRした。

　極真空手からボクシングに転向し、高校では国体、高校総体、全国選抜など6冠を獲得した逸材。東京五輪の代表を逃し総合格闘技の世界に飛び込んだ。修斗などで実績を積んで22年10月にRIZINに初登場しベテラン佐々木信治に勝利した。キャリア7戦目の22歳。ライト級戦線に名乗りを上げ「良い年越しができます。自分のMMAを仕上げてトップ戦線に名乗りをあげたい」と飛躍の2023年を見据えた。