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【RIZIN×ベラトール】堀口恭司 扇久保を返り討ち!ベラトール勢3連勝で対抗戦勝ち越し決めた

[ 2022年12月31日 21:16 ]

RIZIN vs Bellator全面対抗戦   〇堀口恭司 判定3―0 扇久保博正● ( 2022年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN40 扇久保博正・堀口恭司>堀口(左)が判定で勝利してベラトールが3連勝(撮影・篠原岳夫)
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 総合格闘技イベント「RIZIN.40」が31日にさいたまスーパーアリーナで開催された。「RIZIN vs Bellator全面対抗戦」の中堅戦は元ベラトール世界バンタム級王者で現RIZINバンタム級王者・堀口恭司(ATT)が昨年のRIZINバンタム級トーナメントを制した扇久保博正(パラエストラ松戸)に“完勝”となる3―0判定勝ち。中堅戦を終えて対抗戦はベラトール勢が無傷3連勝で勝ち越しを決めた。

 堀口は1Rで強烈なカーフキックを浴びせ扇久保の左足にダメージを蓄積させると、バランスの崩し倒れた相手の上から容赦のないパウンド攻撃。序盤から圧倒する展開のままペースを渡さず終了のゴング。安定感抜群の戦いで3―0判定勝利を飾り、ベラトール勢無傷3連勝で残り2戦を残し勝ち越しを決めた。

 フライ、バンタム、フェザーの各階級で1試合、ライト級は2試合が組まれた対抗戦となった。両者の3度目の対戦が対抗戦の中堅戦としてフライ級マッチで決定した。過去の対戦は堀口の2勝0敗だった。

 扇久保とは4年ぶりの対戦となる堀口。「元々持ってた力はあるんですけど、それにプラス内面的に下がらなくなったとか気持ちの部分が強くなったかなと思います」と相手を分析した。さらに「自分の方が引き出しは増えてるかなと思います」と自信を口にした。

 6年ぶりのフライ級には「動き自体は変わらないと思います」と話し、RIZINではバンタム級で戦っていたが適性階級はフライ級だと思っていた。「無理してバンタム級で戦っていて、本気で世界トップを獲りにいくならフライ級だろうと思っていました」とフライ級転向の決意を明かしていた。

 勝利した堀口は“圧巻の試合内容”でフライ級での世界トップ獲得への第1歩を踏み出した。

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2022年12月31日のニュース