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【全日本学生フルコンタクト空手】男子中量級は“理系男子”福永匠真が優勝「練習の積み重ねが結果」

[ 2022年11月20日 14:48 ]

<全日本大学フルコンタクト空手道選手権>1部男子中量級(75キロ未満)決勝、相手を攻める福永(左)=撮影・木村 揚輔
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 第1回全日本学生フルコンタクト空手道選手権が20日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われ、1部の男子中量級(75キロ未満)は福永匠真(東邦大)が優勝した。

 山下駿(名古屋学院大)との決勝は正規の2分間では決着がつかず、延長にもつれる激闘。福永は「心が折れそうになったけど、力を振り絞った。普段の練習の積み重ねが結果につながったと思う」と胸を張った。

 理学部で学ぶ“理系男子”は週2回の道場通いに加え、自宅でも週4回練習している。特に重視しているのが「追い込み」だ。250メートルの坂道ダッシュ後、20秒の全力ミット打ち×6、時間がない日でもシャドー20秒ラッシュ×8など心拍数をマックスに上げる練習は欠かさないという。その成果を決勝での延長で発揮して初代王者となった大学2年生は「来年以降も優勝を続けたいし、学生だけじゃない全日本でも勝ちたい」と次の目標を掲げた。

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2022年11月20日のニュース