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尚弥 10Rスパー“解禁”!バトラー戦を意識「長いラウンドを動かないといけない」

[ 2022年11月20日 05:10 ]

世界バンタム級4団体王座統一戦   WBAスーパー&WBC&IBF王者 井上尚弥《12回戦》WBO王者 ポール・バトラー ( 2022年12月13日    有明アリーナ )

井上尚弥(左)と拓真(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 4団体統一王者を目指す井上尚弥が10ラウンドのスパーリングを“解禁”した。19日は横浜市内の所属ジムで90分間の練習を行い、今週は14、17日と10ラウンドのスパーを2度行ったと明かした。井上は16年9月のペッチバンボーン(タイ)戦前に腰を痛めてから長いラウンドのスパーを避けてきたが、「それはもうバトラー対策ですよ。自分が主導権を握りながら試合をつくって、長いラウンドを動かないといけない」と動き回る相手への対応と説明した。

 長いスパーによる疲れで18日はジムワークを休んだが、井上尚ら12月13日に試合をする選手は今月からジムの4階フロアを“貸し切り状態”にして練習に集中できている。「ここからはバトラーを意識して微調整したい」と本格的な対策に乗り出す考えも示した。

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2022年11月20日のニュース