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【全日本学生フルコンタクト空手】男子重量級は河合透吾が初代王者「全部食ってやるつもりで」

[ 2022年11月20日 14:35 ]

<全日本大学フルコンタクト空手道選手権>1部男子重量級(75キロ以上)決勝、相手を攻める河合(左)=撮影・木村 揚輔
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 第1回全日本学生フルコンタクト空手道選手権が20日、東京・国立代々木競技場第1体育館で行われ、1部男子重量級(75キロ以上)は河合透吾(北海商科大)が優勝した。

 初開催のインカレで初代王者となった大学1年生は「自分は最年少だけど、全日本無差別級で勝つことを目標にしているので通過点のつもりだった。ホッとした気持ちと、やった!という気持ちが半々という感じです」と笑顔を見せた。

 小学3年の時に札幌市内の道場で空手を始め、中学3年時には尊敬できる師匠と同学年のライバルを求めて室蘭市に修武會に道場を移り、腕を磨いてきた。決勝で「一番マークしていた」という片桐大也(大東文化大)を撃破。「年下だけど、胸を借りるじゃなく、全部食ってやるという気持ちで臨んだ。気持ちで勝った」と気迫の勝利を強調。「今回は勝つことができたけど、もう一回やって同じ結果になると言い切れる自信はない。もっと技の精度とかスタミナを上げていきたい」と、さらなる精進を誓った。

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