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【井上尚弥これまでの歩み】18年5月に3階級制覇 22年6月、ドネアとの再戦に2回TKO勝ち

[ 2022年10月13日 13:45 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が12月13日、東京・有明アリーナでWBO同級王者ポール・バトラー(33=英国)と4団体王座統一戦を行うことが13日、正式発表された。4団体統一王者は過去8人で、井上が勝てばバンタム級では初の4団体統一王者となる。

 4団体王座統一後の構想について、大橋ジムの大橋秀行会長は「もしかしたら防衛するかもしれないし、一気にスーパーバンタム級へ上げて4階級制覇へ向かっていく可能性も十分にある」と話したが、井上は「バンタム級の締めという気持ちで挑みたい」とバンタム級で最後の試合となる可能性を示唆した。

 井上にとってライトフライ級、スーパーフライ級に次いで3階級目となったバンタム級での歩みは以下のとおり。

 ▼18年5月 スーパーフライ級から転向初戦で6度防衛中のWBA王者マクドネル(英国)に1回TKO勝ち。3階級制覇達成。

 ▼同年10月 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級1回戦で元WBAスーパー王者パヤノ(ドミニカ共和国)にワンツーのみで1回KO勝ち。

 ▼19年5月 WBSS準決勝でIBF王者E・ロドリゲス(プエルトリコ)に2回TKO勝ち。2団体王座王座統一、米リング誌認定ベルト獲得。

 ▼同年11月 WBSS決勝で右眼窩底を骨折しながらドネア(フィリピン)に判定勝ちして優勝。

 ▼20年10月 米ラスベガスデビューでモロニー(オーストラリア)に7回KO勝ち。ファイトマネー1億円。

 ▼22年6月 WBC王者ドネアとの再戦に2回TKO勝ち。日本初の3団体王座統一。リング誌選定パウンド・フォー・パウンド1位に浮上。

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2022年10月13日のニュース