Sミドル級4団体統一王者カネロが3―0判定勝ち ゴロフキンとの因縁の対決第3弾を制し通算2勝1分けに
プロボクシング WBA&WBC&IBF&WBO統一世界スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦 ( 2022年9月17日 米ネバダ州ラスベガス T―モバイル・アリーナ )
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4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(32=メキシコ)がWBAスーパー&IBF統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)に3―0で判定勝ちした。WBA5度目、WBC4度目、IBF初、WBO2度目の防衛に成功した4階級制覇王者カネロは62戦58勝39KO2敗2分け、初挑戦のスーパーミドル級で2階級制覇を逃したゴロフキンは45戦42勝37KO2敗1分け。
3度目となる因縁の対決は終始、カネロのペースだった。立ち上がりはジャブでプレッシャーをかけようとするゴロフキンに対し、カネロがパワーパンチを大きく振って対抗。3回には踏み込んでボディーを当て、コンビネーションもヒットさせてハッキリとポイントを奪った。4回からは、やや前傾姿勢で打ち合いを狙ってきたゴロフキンをスピードのある左ジャブ、フックで迎撃。5回終盤には大きな右フックが顔面を捕えた。
ハンドスピードの差は明白で、ゴロフキンはジャブのあとに決定打を打ち込めない。カネロは単発ながらボディーやアッパーも含めて有効打を当て続け、9回にワンツーでロープに詰められた際もショートフックを打ち返した。10回からはやや距離が詰まって打ち合いとなり、ゴロフキンのヒット数が増えたものの、カネロは巧みなディフェンスとカウンターでかわし、最終12回にはクリンチも多用して追い上げを許さなかった。採点はジャッジ1人が116―112、2人が115―113でいずれもカネロを支持した。試合前はののしり合っていた両者は判定後に抱き合い、がっちりと握手をかわした。
両者は17年9月の第1戦では三者三様の採点で引き分け、18年9月の再戦はカネロが2―0で判定勝ちしたが、いずれもゴロフキンの勝利を支持する声も多く、議論となっていた。カネロは今年5月、WBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に挑戦して0―3判定で完敗。ビボルとの再戦よりもゴロフキンとの“決着戦”を優先していた。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合から遠ざかっていたゴロフキンは今年4月、さいたまスーパーアリーナで村田諒太(帝拳)とミドル級の王座統一戦を行い、ボディー攻撃に苦しみながらも9回TKO勝ちしていた。
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