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元日本スーパーバンタム級王者の久我勇作が引退 11月17日に後楽園ホールで引退スパーリング

[ 2022年9月12日 16:25 ]

引退を表明した久我勇作 
Photo By スポニチ

 日本ボクシングコミッション(JBC)は12日、元日本スーパーバンタム級王者の久我勇作(31=ワタナベ)の現役引退を発表した。久我も11日に自身のSNSで引退を表明していた。11月17日に東京・後楽園ホールで行われる興行で引退スパーリングを行うという。SNSでは「応援してくださっていた皆様の前で世界のベルトを巻く姿をお見せできなかったのはもちろん悔しいですが、ボクシングに関しては妥協せずやり切った気持ちでいます」とコメントした。

 久我はワタナベジムから10年11月にプロデビュー。豪快な強打が持ち味で、17年2月に2度目の挑戦で日本スーパーバンタム級王座を獲得し、2度の防衛に成功。18年7月に和気慎吾(35=FLARE山上)に敗れて陥落後、19年5月に日本王座復帰を果たした(防衛1)。同年12月にWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦でジョンリエル・ラモナル(33=フィリピン)に1回KO負けし、21年1月には古橋岳也(34=川崎新田)9回TKO負けで日本王座からも陥落。今年1月、古橋に挑戦して引き分けたのが現役最後の試合となった。戦績は26戦20勝(13KO)5敗1分け。

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2022年9月12日のニュース